熊!に出会った襲われた

熊!に出会った襲われた その時クマとヒトはどうしたか?超リアルな実録体験談【電子書籍】[ つり人社書籍編集部 ]

★★★

概要など

熊に出会ったり襲われたりした人の体験談集。掲載されている体験者の多くは釣り人の方々。

感想など

トレイルランをしたいと思っても、熊が怖い。昨今の熊のニュースや、走りたい場所の熊目撃情報を見てビビっている。そこで、熊対策の参考になるかもしれないと思い、この書籍を読んでみた。しかし昨今のニュースなどを合わせた結論として、怖いのならなおさら、当面は無理してまでトレランする必要はないと思った。

この書籍は「つり人社」による発行なので、掲載されている体験者の多くは釣り人だ。残念ながらトレイルランナーの体験談は無かった。
また、2016年発行なので、掲載されている話は当然それ以前の体験のみ。ここ数年のさらなる状況については、別途調べる必要がある。
しかし熊の大量出没は、少なくとも2000年代から既に言われていたんだなあ。

読んだ複数の体験談を自分なりに理解した結果をごく短く総括すると、以下の通り。
確実な方法はないく、あくまで襲われる確率を下げるいくつかの方策があるだけ。それらは、熊に対する危険回避のセオリーを、適切な道具類を備えることを含め、ちゃんと守るということ。
また、体験者による危険緩和に関する新たな仮説もあったりして、興味深かった。
運の要素もかなり大きいようだ。似たような状況でも、熊が自分から去って行ってくれるときもあれば、襲ってくることもあるようだ。しかしもし襲われたらタダでは済まないことは、この体験談からひしひしと伝わってきた。

やはり山に入らないというのが一番確実な策だろうが、それができない人々は当然いるし、アウトドアのアクティビティという観点からしても、それらがどんどん制限されるのは辛い。
とはいえ怖い思いはしたくないので、自分は今後トレイルランをするかどうかは、しばらく様子を見ようと思う。クマよけ鈴、笛、熊スプレーは持ってはいるが、確実に被害を防げる保証はもちろん無いわけで。
また最近のニュースによれば、今年、熊が出没したために中止となったトレイルマラソン大会があったり、実際に襲われてしまったトレイルランナーがいたり、トレイルランナーにも熊の危険は確実に迫っているようだ。WWWを見ると、走っていると熊が気づく前に接近しやすかったり逆に背を向けて逃げていると認識されやすい、というような意見もあった。確かにそうかもしれない。
襲われたら最悪なので、あまり楽観的に考えてはいけないと思った。

しかしこの熊問題、本当に何とかならないものか。
調べると、様々な要因が考えられるようだ。
その一つとして疑われているのはメガソーラー。そもそも、クリーンエネルギーの名のもとに実際は自然環境を破壊しまくっているなんて言語道断。
社会レベルではそれら根本原因を一つずつ潰す方向に進み、それと同時に個人レベルでできることをしていく、というのを地道に続けることが大切なのだろう。

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