知ってそうで知らなかった ほんとうの株のしくみ

知ってそうで知らなかった ほんとうの株のしくみ【電子書籍】[ 山口揚平 ]

 

★★★

本の概要

株式投資の基本的な話から、儲けるのに必要な知識まで、現物株に関することが広く掘り下げられている。図表も複数使われている。 現物株を自分で選んで売り買いしたい個人投資家向けの本。

感想など

株式の歴史や証券システムの仕組みといった基本原理みたいなことをある程度詳しく知りたいと思っていたので、タイトルを見て手に取ってみた。しかし実際に読んでみたところ、そのような基本的なことは1,2割で、主には現物株で儲けるための実践的な内容だった。
私は投信を使ったり専門家からのアドバイス情報に従って売買したりするタイプなので、この本をフル活用す機会はないだろう。でも読んでみて現物株に関してある程度詳しくなれた気がしたし、投信の目論見書やアドバイス情報を読み解く上でも役立ちそうなので、結果的には読んでみて良かったと思う。

少しつまらなかったところは、企業の価値を評価する際の例えとして逆玉の輿的な話が用いられていたこと。単に家柄が良い女性か、将来大きな財産を蓄えそうな女性、二人のうちどちらを選ぶか、みたいな例え。ある意味おもしろいんだけど、そのページの挿絵(図表?)も含め、例え先の内容には共感できなかったため(;’∀’)、なんだかなあと思った。
逆ではない通常の玉の輿に例えたら今なら問題ありそうなので、やむを得ず逆玉にしたのだろうか。いずれにしても微妙・・。
分かりやすくはあったんだけど。

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